Interactive camera
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このページでは、アプリケーションの使用方法に絞って説明します。オートフォーカスおよび自動追従に用いている画像認識手法の詳細については、Interactive camera で用いられている画像認識手法 を参照してください。カメラの較正手順は Interactive Camera の較正 にあります。
オートフォーカス中の表示
Interactive Camera タブでオートフォーカス(Ch3 または Ch7)を実行している間は、ライブ映像の中央に白文字で Auto-focus in progress... と表示されます。完了または停止すると表示は消えます。この表示は保存する画像や動画には入りません。
試料追従タブ
試料追従には 2 つのタブがあります。同時に動かせるのはどちらか一方だけで、追従中はもう一方のタブと Interactive Camera タブは使えません。
| タブ | 方式 |
|---|---|
| Sample Tracking (Gasket Detection) | ガスケット穴の輪郭(楕円)を検出し、登録した試料位置を X 線ビーム位置へ動かします。Experimental Scheduler の Gasket outline (Beta) と同じ検出・補正処理を使います。 |
| Sample Tracking (Similarity) | 参照写真との画像類似度で追従します(従来の方式)。 |
Sample Tracking (Gasket Detection)
事前に、カメラの較正と X 線ビーム位置の登録(XRD 測定準備)を済ませてください。
- Set up sample positions… を押し、Experimental Scheduler と同じダイアログで次を行います。
- ステージを止めた状態で参照写真を撮影します。
- Mark gasket outline (Beta)… でガスケット穴の外縁に楕円を合わせ、試料位置(ガスケット中心、または写真上で指定した点)を決めます。
- 必要であれば、ルビー位置を登録します。ルビー位置はガスケット中心からのオフセットとして保存されるだけで、このタブではルビー測定を行いません。
- Activate gasket detection を押すと、ステージを動かさずにライブ画像上で検出結果を確認できます。シアンが登録した輪郭、緑が検出した輪郭、マゼンタが試料位置、赤が X 線ビーム位置です。
- 必要に応じて設定を変更し、Start Sample Position Tracking by moving Ch3,4,5 を押します。開始直後に 1 回補正し、その後は各回の補正が終わってから Interval だけ待って次の補正を行います。Stop Tracking を押すと、実行中のステージ移動が終わってから停止し、PM16C を LOC に戻します。
停止時にはステージが止まったことを確認します。確認できない場合は通常停止を送って再確認し、それでも確認できないときは、Interactive Camera がステージの操作権を保持したまま警告を表示します。このとき他のアプリからステージを動かせず、ウィンドウも閉じられません。PM16C の状態を確認してから、Stop Tracking の位置に表示される Confirm stage stopped を押してください。停止が確認できると操作権を解放します。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| Gasket tolerance | 補正後に許容するガスケット中心のずれ(µm)。各回の最初の補正は、ずれが 1 パルス以上あれば許容範囲内でも行います。 |
| Average frames | 1 回の測定で平均する新しいフレーム数(1–10)。過半数のフレームで検出が一致しない場合は補正しません。 |
| Allow uniform ellipse scaling | 縦横比を保ったまま、穴径の ±20% までの変化を許します。 |
| XY retries | 最初の補正の後、許容範囲に入るまで XY を再補正する最大回数。 |
| Ch3 autofocus … | XY 補正の前後に Ch3 のオートフォーカスを行います。走査範囲などは Interactive Camera タブのオートフォーカス設定を使います。 |
| 移動量の上限 | 1 回あたりの上限(Ch4/Ch5)と、開始位置からの合計の上限(Ch3/Ch4/Ch5)。合計の上限に達すると追従を停止します。 |
検出に失敗した場合、または補正後もずれが Gasket tolerance を超える場合は、追従を停止して理由をログに表示します。各回の結果は Log directory の gasket_tracking_log_from_<開始時刻>.csv に記録され(ステージ位置、ガスケット中心のずれ、検出スコア、接続中の試料環境の値)、停止時に Ch3/Ch4/Ch5 の位置のグラフを保存します。
このタブの設定(参照写真、輪郭、試料位置、ルビー位置を含む)は Interactive Camera 内に保存され、Experimental Scheduler のシーケンス設定とは独立しています。Experimental Scheduler で同じ設定を使うには、Scheduler 側の Import from Interactive Camera を押します(試料追従の設定)。
Experimental Scheduler 実行中の動作
ランチャーから起動した場合、顕微鏡カメラへの接続はアプリケーション起動時に始まり、Interactive Camera、Experimental Scheduler、Run Monitor が同じライブ映像を使用します。
シーケンス開始時に Interactive Camera が開いていれば、ウィンドウはそのまま残り、ライブ映像だけを表示する画面に切り替わります。操作メニュー、ステージ移動、撮影、追従、オートフォーカスは使用できず、シーケンス終了後に元の画面へ戻ります。シーケンス中に初めて Interactive Camera を開いた場合も、閲覧専用のライブ画面が表示されます。
録画、追従、オートフォーカス、手動のステージ移動のいずれかが進行中の場合は、それらを終了するまでシーケンスを開始できません。