XRD 1D reduction
保存済みの2D XRD TIFF画像を、検出器への接続なしで1次元化するアプリです。ランチャーの XRD 欄から開きます。単独起動は python -m apps.xrd_1d_reduction.reduction_app です。
- Open 2D image… でグレースケールの
.tif/.tiffを選ぶか、TIFFファイルを1つウィンドウへドラッグ&ドロップします。画像上やグラフ上にもドロップできます。 - Detector settings で PONI 較正を登録します。登録済みならランチャーと共有します。Calibrate detector geometry から既存の較正アプリも開けます。
- 必要なら画像上でマスクを編集します。Rectangle/Circle を選び、左ドラッグで追加、右ドラッグで解除します。ドラッグ中は輪郭を表示します。
- 画像下の2θ–強度グラフに結果が表示されます。Save 1D data で画像と同じフォルダーへ保存できます。
Mask Spots は現在の画像に対してスポットを検出し、積分対象から除外します。閾値は Settings → XRD analysis と共通です。ダイヤモンド厚さ補正も同じ設定を使い、どちらの画面から変更しても即時に反映されます。元のTIFFは変更しません。
スポットマスクと手動マスクには、次の画像を開いた時の扱いをそれぞれ指定できます。Keep masked spots / Keep current mask は画像寸法が同じ場合に現在のマスクを引き継ぎます。Keep mask file は最後に読み込んだ、または保存したファイルを再適用します。Do not keep mask は消去します。マスクは寸法を保存できる .npz と IPAnalyzer の .mas を読み書きできます。.mas には画像の縦横寸法が記録されないため、異なる画像へ適用する際は画素数を確認してください。
保存済みマスクを自動で再適用した場合、そのファイル名を画像情報と状態表示に示します。スポット検出では、既存の手動・スポットマスクをリング統計から除外します。検出中に左ドラッグでマスクを追加したり、2θ範囲・閾値・ジオメトリを変更したりした場合は、現在の条件で再検出します。Clear mask または右ドラッグでマスクを解除した場合は、待機中のスポット検出を取り消し、実行中の検出結果も適用しません。その直後にマスクや設定を変更しても、取り消した検出は再開しません。再検出する場合は Mask Spots を押します。取消は状態欄と次の積分結果に表示し、その後の結果には残しません。
積分には Rad-icon の Instant 1D reduction と同じ共通処理を使います。角度分解能、2θ範囲、CSV/TSV/GSAS/Z-Rietveld 保存形式と軸単位を選べます。自動保存と PDIndexer 自動送信は画像を開いた直後の結果にだけ適用されます。マスクや設定の変更後は Save 1D data/Send now to PDIndexer を使います。どちらも初期設定はオフです。
最初の結果が出る前にマスクや積分設定を変更すると、有効になっている自動保存・自動送信は省かれ、その理由を状態欄に示します。両方ともオフの場合は省略通知を表示しません。スポット閾値だけの変更では積分をやり直しません。保存と送信を両方選んだ場合、保存エラーを含めて両方の結果を状態欄に表示します。